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2010年7月12日月曜日

ビタミンの種類&効能!

全てのビタミンにどのような効能や種類があるのかを、書いていきます





ビタミンA(レチノール、ベータカロチン)




ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持するのに役に立ちます。

骨や歯の発達にも重要で、乾燥肌、アクネなどの肌のトラブルにも効果

的です。

目の充血、夜目、髪やフケの問題、つめのはがれ、風邪、気管支のトラ

ブルにも有効です。

ベータカロチンの形で摂るといいんですよ、なぜなら必要な分だけ体でビ

タミンAに転換されて吸収されるからなんです。


・夜盲症、視力低下を防ぎ、目の障害を治す働きがあります

・成長を促進し、強い骨、健康な皮膚、髪、歯、歯茎をつくります

・免疫系が適切に機能するのを助け病気の回復を早めます

・細胞や臓器の健康を保ちます




ビタミンB1 (チアミン)




極度の疲れや消化器官のトラブル、食欲減退、慢性の便秘、記憶力の

低下、イライラ、神経の疲れ、精神的うつ、過敏症などの症状を緩和し

ます。

神経系ビタミンとも言われ、神経のシステムのために不可欠なビタミン

なんです。

心筋を守る働きがあります。



・炭水化物の消化を助けます

・乗り物酔いを防ぐ

・精神状態の改善をする

・神経系、心臓、筋肉の機能を正常に保ちます




ビタミンB2 (リボフラビン)




ビタミンB2は白内障など目のトラブルに有効です。

健康な肌、つめ、髪の保持にも効果があります。

エネルギー代謝の成分として重要です。

くちびるのひび割れや、油っぽい髪、潰瘍、早期のシワのケアにも

働きます。
肌を健康に保ち、脂っぽい皮膚を抑えます。
脂質の分解を助ける。



・視力を良くし、目の疲労を軽減する

・皮膚、爪、髪を健康にする

・唇や舌の炎症をおさえる

・成長を助ける

・肥満対策、糖尿病・動脈硬化の予防




ビタミンB3 (ニコチンアミド、ナイアシン)


ビタミンB3は正常な血流の維持に必要で、脳や神経システムの

機能を保つためにも効果的です。

口内炎、過敏性、うつ、不眠、健忘症、慢性の頭痛、手足の冷え

などに効果があります。



・コレステロールや中性脂肪を減らします

・消化系の健康を維持し、胃腸障害を改善する

・口腔、唇の炎症を治す

・血液の循環をよくして血圧を下げる

・皮膚を健康にする

・偏頭痛を予防します




ビタミンB5 (パントテン酸、パントテン酸カルシウム)


ビタミンB5は風邪や感染症、極度の疲労、髪の喪失、アレルギー、

筋肉のけいれん、低血圧、低血糖、不眠に効果的です。

善玉コレステロールを増やし心臓や血管の病気を防ぎます。



・必須アミノ酸のトリプトファンがビタミンB3に変換するのを助ける

・神経と皮膚の障害の予防をする

・老化の防止

・筋肉の痙縮、足のひきつけ、手のしびれ等の改善

・利尿作用

・抜け毛や薄毛の改善




ビタミンB12 (シアノコバラミン)




ビタミンB12は赤血球の産生にとって欠かせないビタミンです。

貧血、食欲不振、子供の成長期、過度の疲労、感覚の鈍り、精神力

に効果があります。



・赤血球を生産し、貧血を防ぐ

・子供の食欲を増進させ、成長を促進する

・集中力、記憶力を高める

・脂肪、炭水化物、タンパク質が適切に使われるようにする

・神経系の健康を維持して、精神を安定させる




葉酸




ビタミンB12と同じで、赤血球の形成に重要です。

貧血や肌のトラブル、白髪、下痢、うつ、胃のむかつき、動脈硬化など

に効果的です。



・貧血を防ぐ

・健康な皮膚にする

・母乳の出をよくする

・発育不全で出産するのを防ぐのに役立ちます

・鎮痛効果がある

・食中毒を防止する

・衰弱時に食欲を増進させる

・口内炎の予防




ビオチン(ビタミンH、補酵素R)




ビオチンは健康な髪、肌、つめの保持に有効です。

ビオチンの欠乏は髪の毛の喪失につながるんです。

湿疹、皮膚炎などの皮膚のトラブル、心臓、肺のトラブル、貧血、過度の疲労、高コレステロール、結膜炎に効果があります。



・湿疹、皮膚炎を緩和します

・薄毛や脱毛の予防、治療をします

・白髪になるのを防ぐ

・湿疹、皮膚炎を緩和する




コリン(ビタミンB群)




コリンは脂肪代謝を正常に行うために必要なビタミンです。

肝臓、腎臓の問題、胆石、動脈硬化、緑内障などに効果的です。

特に脂肪肝を防止する効果が高いです。



・コレステロールが溜まるのを防ぎます

・脳のなかで記憶形成に使われるインパルスの伝達を助けます

・アルツハイマー病の治療効果

・記憶力の低下を改善する

・肝臓を助けて、体から毒素や薬品を排除する効果

・鎮痛作用

・イライラや興奮を抑える




イノシトール




イノシトールは脳の神経伝達を、コリンとともに助けあって働きます。

神経の働きを正常に保つ働きがあります。

体内の脂肪が肝臓に蓄積しないようにコントロールする働きがあります。



・コレステロール値を下げる

・髪を健康にする

・鎮痛作用

・湿疹を予防する




P.A.B.A (パラアミノ安息香酸)


ビタミンB群の一種で、パラアミノ安息香酸とも呼ばれています。

あまり知られていないビタミンですが、食品では、肉類、穀類、に多く

含まれています。

お肌の老化予防や美肌にもかかせないビタミンです。

太陽光線から体を守り、日焼けやシワ予防、また白髪予防で最近

注目されています。



・軟膏として使うと日焼けを防ぎます

・髪の毛の自然な色を取り戻します

・皮膚を健康的にスベスベにする効果

・シワを防ぐ

・火傷の痛みを和らげる




ビタミンC


ビタミンCが持つ抗酸化力で、メラニンの生成を抑制したり、還元する

ことで、美白を手助けすることがいわれています。

コラーゲンの合成を促しますので、はり、弾力のある若々しいお肌を作

る効果があります。

抗ガン作用があるとして知られているインターフェロンは、もともとは体

内で作られるものですが、ビタミンCがこの物質の生成を促進すると言

われています。

また、ビタミンCは、肝臓ガンや胃ガンの原因と推定されている「ニトロ

ソアミン」という物質の生成を抑制する働きがあります。

人間はストレスを感じると、これに対抗する為に、抗ストレスホルモンを

作りますが、その際にはビタミンCが必要なんです。



・コラーゲンの形成に重要

・血中コレステロール値を下げる

・免疫力を強め、ウィルスや細菌感染を予防する

・発癌物質から体を守り発癌物質の形成を妨げる

・静脈中に血栓が出来るのを防ぐ

・風邪の予防と治療

・鉄分の吸収を高める

・アレルギー予防




ビタミンD




骨の主成分であるカルシウムは、とても吸収が悪いミネラルです。ビタミ

ンDは、腸からカルシウムが吸収されるのを助けます。

骨粗鬆症の治療にも不可欠な栄養素です。

ガンを予防する効果があります。

ビタミンDが肥大した脂肪細胞を監視する働きを行い、正常な脂肪細胞に

することで、肥満を防止する。

シミを改善させる効果があると言われています。



・ビタミンAの吸収を助ける

・ビタミンA,Cと一緒に摂ると風邪の予防効果がある

・骨粗鬆症の治療効果




ビタミンE




ビタミンEには紫外線により発生した活性酸素を除去する効果があり、

細胞の老化を防ぎ、若さを保つ効果があります。

ビタミンA・C・Eは代表的な抗酸化栄養素で、心筋梗塞、脳卒中、ガン、

など生活習慣病を誘発すると言われる活性酸素を除去する効果があり

ます。ビタミンA・Cと一緒に摂取するとより効能を高めます。

善玉コレステロールを増加させることにより、動脈硬化の予防に役立ち

ます。

男性ホルモンや女性ホルモンなどの代謝にも関わっていて、十分に摂

取することで不妊に効能があると言われています。

悪玉コレステロールの酸化を抑えて血小板の粘着を防ぎ血液をサラサ

ラにします。




ビタミンF(リノール酸、アルファリノレン酸、アラキドン酸)




記憶など脳の働きに重要な役割を果たすことが確認されていて、いつま

でもハッキリとした毎日を過ごしたい、若々しくありたいという人たちの間

で注目され始めています。

ビタミンFは体の中でプロスタグランディン2という物質に変化し、免疫系

や神経系の機能調節や血圧調節作用などに影響して病気の予防や改

善をはかります。

また、脳細胞を作って学習能力や認知応答力を高める働きがありますの

で、ビタミンFを摂取すると学習能力や記憶力、認知応答力を向上させる

効果があります。

・脂肪を燃焼させることにより、ダイエット効果

・動脈にコレステロールが沈着するのを防ぐ

・健康な皮膚や髪を作る

・X線の有害な作用から体を守ってくれる

・心臓病を予防する




ビタミンP(柑橘系バイオフラボノイド、ルチン、ヘスペリジン)


ビタミンPには毛細血管を強化する効果があり、出血を防ぎます。

細菌が体内に侵入するのを防ぎ、免疫力を高めて風邪を引きにくくする効

果があります。

ビタミンPは、ビタミンCの吸収促進を補助しますので、いっしょに摂取する

と効果的です。



・ビタミンCが酸化によってこわれるのを防ぐ

・感染に対する抵抗力をつける

・歯茎からの出血の予防

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