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2010年8月17日火曜日

モロヘイヤの栄養・効能!

エジプトを中心とする中近東地域で栽培され、高温で乾燥地帯でも育つ

生命力の強い野菜のモロヘイヤ、モロヘイヤというのは、アラビア語の

「王様の野菜」という意味なんですよ







そんな凄い名前のモロヘイヤには栄養もたくさん含まれているんですよ







モロヘイヤは緑黄色野菜の代表で、

100g中に含まれるβ・カロチンは、野菜の中で1位で、にんじんの

1.4倍の10,000μgも含まれているんです




β-カロチンは、体内に入ると、必要量だけビタミンAに変換され、残りは

体内に蓄積されます
ビタミンAは目の網膜にある光や色を感じる物質(ロドプシン)を作る

役割があります




また、ビタミンAには、胃腸や気管支などの粘膜を正常に保ち、健康

な皮膚を作ります








モロヘイヤには、ポリフェノールの一種のケルセチンも含まれ、末梢

血管を丈夫にして血圧降下を促すよう働きます。




また、モロヘイヤを刻んだときに出てくるネバネバには、ムチン、

マンナンなどの食物繊維が含まれていて、腸内でコレステロールや

糖の吸収を抑え、血液をサラサラにして血流をよくします。

それにより、動脈硬化の予防にも効果があります。

また、ムチンは、粘膜を潤しその損傷を防ぐのに役立ち、タンパク質分

解酵素を含むので、食べたタンパク質を無駄なく吸収します。





さらに、β-カロチン、ビタミンC・ビタミンEも豊富なので、その抗酸化

作用で活性酸素や過酸化脂質を除去して、細胞を活性化する作用

があり、がんや老化防止に効果があります。

ビタミンCは、鉄分の吸収を助け、貧血、めまい、息切れなどに
効果を発揮。また、免疫力を高める効果もあります。





同じく豊富に含まれるカルシウムは、骨租しょう症の予防、イライラや

ストレスの緩和に効果的です。




そのほかにも、ビタミンKの含有量も100g中640mgと高く、出血時

の凝固作用、血管内での有害な凝固を抑えます。

またカルシウム不足の際、骨からカルシウムが溶出するのを抑制す

る働きもあるので、豊富なカルシウムとビタミンKの作用で、骨粗しょう

症予防に効果があります。





水に溶け出す水溶性の栄養素が多いので、加熱を短時間に抑えるのが

いいでしょう

あと、β-カロチンは脂溶性なので、油で調理すると、体内への吸収率が

高まります

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