今日は大豆イソフラボンの過剰摂取による副作用について書きますね

イソフラボンとは、大豆の芽である胚軸に特に多く含まれている植物性の
ポリフェノールの一種です

イソフラボンは、体内で、女性ホルモン(エストロゲン)と同じような働き
をするため、『 フィトエストロゲン 』 (植物性エストロゲン)とも呼ばれ
ます

イソフラボンは、女性ホルモンと同じように働いて、コレステロール値の
上昇を抑えたり、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎ、動脈硬化
や骨粗鬆症の予防や改善などに効果があるといわれています

女性ホルモン(エストロゲン)は、更年期障害にも深く関わっていて、
女性ホルモンが減少する更年期には、イソフラボンを摂取することで、
更年期特有の症状である、イライラや頭痛などの不快感を緩和すると
いわれています

また、イソフラボンには、抗酸化作用により、活性酸素を除去する効果
もあり、美容やアンチエイジング、生活習慣病の予防などの効能もあり
ます

こんな大変健康によいイソフラボンも摂取しすぎると健康に害を与えてし
まいます

2006年の5月に、食品安全委員会によって、大豆イソフラボンの摂取量の
上限についての評価案が出されました。
大豆イソフラボンの1日の摂取量の目安の上限としては、
70mg ~ 75mg とのことです
70mg ~ 75mg とのことです

豆腐半丁(約 100g)で、大豆イソフラボンが、約 51mg
豆乳1杯(約 120g)で大豆イソフラボンが、約 45mg
納豆1パック(40mg)で大豆イソフラボンが、約 50mg
豆乳1杯(約 120g)で大豆イソフラボンが、約 45mg
納豆1パック(40mg)で大豆イソフラボンが、約 50mg
まあ、普通に食事で摂るなら問題ないんですが、サプリメントを併用して
摂るとイソフラボンを摂りすぎることになりやすいので気をつけましょう


イソフラボンのみを過剰に摂取すると、女性ホルモンのバランスが崩れる
可能性があり、月経周期の遅れや子宮内膜増殖症などのリスクが高ま
ることも報告されていることがあります

例えば閉経前の女性の場合、過剰に大豆イソフラボンを摂取すると血中
ホルモン値が変動したり、月経周期が延長することなどが知られています。
大豆イソフラボンの過剰摂取が、ヒトの胎児や新生児に及ぼす影響は明確
には分かっていませんが、動物を使った実験では、卵巣や精巣といった生
殖器官に対して有害作用が報告されています。そのため食品安全委員会
では、妊婦や乳幼児、小児などが、特定保健用食品として普段の食事に
追加して大豆イソフラボンを摂取することを推奨していません。との、事で
す。
どんな食べ物も食べ過ぎは良くないですもんね

他にも知りたいことがありましたらコメントで教えてくださいね
